家の中にある家電製品を一括で管理したり、外出先から制御でできる…そんな近未来の話だと思っていたことが実現可能な時代となってきました。
この記事ではスマートホームの手始めとして、様々な家電用リモコンをスマートフォンなどで一括操作できるスマートリモコンの『Switch Bot ハブミニ』について解説をしながら、初期設定の仕方などをまとめていきますのでお付き合いください。
○ スマートホームを導入してみたいけどどういう仕組みなの?
○ スイッチボットを買ったんだけどうまく設定できない…
ちっこいスマートリモコン
『Switch Bot ハブミニ』は家の中にある赤外線リモコンの機能をまとめて引き受けてくれる装置です。
WiFiでインターネットと接続し、Bluetoothでスマホと連携して操作することができるようになります。
なんだかワクワクしてきましたよ。
開封してみたものの…
箱を開けてみると、本体とUSBケーブル、両面テープ、クイックスタートマニュアルが入っていました。
さっそく設定して使ってやろうと思い、マニュアルを参考にしながらSwitch Botアプリのインストールをし、起動した後にスマホのBluetoothを有効にしたのですが…認識してくれません。
スマートリモコンへの道のり
設定が終わってしまえば便利なスマートリモコンなのですが、そこにいたるまでの手順がいろいろとございまして…。
まずもってBluetoothが認識されなかったのは、Switch Botアプリにログインしていなかったからというオチでした。
アマゾンなどのレビューで『Bluetoothつながんないよ』と低評価をしている方は、もしかしたらここでつまずいているのかもしれませんね、いやはやスマートへの道のりは険しいですね。
Switch Botが使用できるまで
同梱のクイックスタートマニュアルがあまりにもクイックすぎるので、『Switch Botハブミニ』の設定方法を要所で画像をあげながら見ていきましょう。
アカウントを登録しよう
『Switch Botアプリ』の左上メニューからログインに進み、登録をタップします。
するとメールアドレスとパスワードの設定を要求されるので入力していきます。
入力したメールアドレスに認証コードが送信されますので、コードを入力してアカウントを有効にします。
これでアカウント登録は完了です。
ログインしてハブミニの設定
登録をしたアカウントでアプリにログインをしたらハブミニ本体の電源を入れ、スマホのBluetoothを有効にして、左上メニューからデバイスの追加→HubMiniとタップしていきます。
ハブミニ本体の上部にボタンがあるのでランプが明滅するまで長押しして、デバイス追加モードに切り替えて次へ進みます。
WiFiとつなげよう
Bluetoothにつながると、次はWiFiの接続設定となります。
WiFiのSSIDとパスワードを入力していくのですが、『Switch Bot』は2.4GHz帯の電波のみ対応となりますので、ここで間違って5GHz帯の情報を入力するとミスりますのでお気を付けください。
私は自宅で使用しているWiMAX2のルーターに『Switch Bot』を接続していますが、我が家のルーターは2.4GHz帯と5GHz帯でそれぞれSSIDが存在していました。
WiFiの接続設定が完了したら、ひとまずハブミニの設定は終了となります。
ネットにつながったので、念のためファームウェアのアップデートをしておきましょう。
お疲れさまでした。
リモコンを登録しよう
ハブミニの設定が終わったところで次は家電リモコンの登録をしていきましょう。
アプリのトップ画面に『Hub Mini』という項目が追加されていますのでアイコンをタップします。
ハブミニのメニュー画面の『+新しいデバイスを追加する』をタップして登録しようとする家電品目を選びます。
ラーニングさせよう
いざ、リモコンの登録となるのですが、登録の仕方には4つの種類があります。
どのリモコンでも、まず始めは『スマートラーニング』というモードからスタートします。
『スマートラーニング』モードはハブミニに向かってリモコンのいずれかのボタンを押すと、メーカーや機種を判別して数種類のリモコンリストを返してきます。
そのリモコンリストの中から、正しい反応をするものを選んで設定完了となります。
『スマートラーニング』モードで正しい動作をするリモコンがなかったときは、『マニュアル』モードに進むことになります。
『マニュアル』モードでは登録する機器のメーカーと型番を一覧の中から見つけてリモコンの設定をします。
『マニュアル』モードで型番が見つからなかった場合は『カスタマイズ』モードへ進みます。
『カスタマイズ』モードは登録しようとする機器のメーカー型番リストの中から所有するリモコンと似たような配列の機種を選んで、対応するボタンを一つずつ動作テストしながら登録をしていきます。
もう一つ『その他』というモードがあります。
このモードはリモコン設定をまっさらな状態からボタンの生成、動作テスト、登録と行っていくものですが、あまり使うことのないモードかなと思います。
踏み出せスマートホームの第一歩
リモコンの登録が完了したら、家電の基本操作はスマホでできるようになります。
家電ごとにいろんな種類のリモコンを持ち替える必要もありませんし、電池切れの心配もありません(スマホの電池切れには気を付けてね…)
googleやAmazonのスマートスピーカーに対応していますので、接続設定すれば声での操作も可能となります。
『Switch Botハブミニ』でお手軽スマートリモコンを手に入れて、近未来を引き寄せてみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。