学校での勉強、資格試験の学習、資料のチェック、地図の目印など大事なポイントを目立たせるために、蛍光ペンを使ってハイライトさせることってよくありますよね。
いろんな文具メーカーからたくさんの種類の蛍光ペンが発売されていますが、あまり見たことのない固形インクの蛍光ペンが、珍しくて使い心地もいいと注目されています。
この記事ではクレヨンのようななめらかさで楽しくマーキングができる【ステッドラー テキストサーファーゲル】の使用感などを綴ってまいりますので、どうぞお付き合いください。
○ 固形の蛍光ペンがあるらしいけど使いやすい?使いにくい?
まさに蛍光クレヨン、楽しい書き心地
見た目はリップスティックのようなフォルムのテキストサーファーゲル。
固形の蛍光ペンが表現する書き味は、子供のころに慣れ親しんだクレヨンみたいな、紙の上を軽やかに滑るシルキータッチ。
ふんわりなめらかなタッチとは裏腹に、視認性良好なマーキングをしてくれます。
あまりに心地よい書き味のため、チェックしなくていい部分まで調子に乗ってマーキングしてしまいそうです。
固形インクの使いやすさ
蛍光ペンと聞けば、ペン先が固い合成繊維になっているものをイメージしますよね。
テキストサーファーゲルは固形インクなので、フェルトペンのようにペン先が変形して割れてしまったり、繊維が他の筆記具の色を取り込んで変色したりすることがありません。
インクが固形なので、キャップを閉め忘れても2~3日はインクが乾かずにマーキングできるので、うっかりさんもひと安心ですね。
テキストサーファーゲルの使用感
ショップで初めて見かけたときは『こんなクレヨンみたいなペン先でちゃんとした線が引けるんか?』と思っておりましたが、実際に使ってみるときっちりマーキングができていて『案外使いやすいじゃないの』とすっかり気に入ってしまいました。
液体インクと比べて裏写りがしにくく、インクが染みて紙がごわついたりすることもないので、薄い紙のテキストや辞書などへのマーキングに最適です。
ノートへ書いた文字に線を引くことも多いと思いますが、テキストサーファーゲルはシャーペンとの相性が良く、シャーペンで書いた字をマーキングしたときに、他の蛍光ペンと比較して字がにじみにくいですので学生さんにはうれしい利点ですね。
使いにくいところもアリ
固形ペンはなめらかで書きやすいんですけど、欠点もあったりします。
液体インクと比べて紙にインクがなじんでいくスピードが遅いんですよね。
クレヨンのような書き味といいましたが、インクの乗りもクレヨンみたいなんです。
液体だと遅くても15秒ほど待てばインクが乾き、指でなぞったりしてもサラサラになるのですが、固形だと数分待ったくらいでは紙に乗ったインクがなじんでおらず、指でなぞるとザラザラとインクの感触が伝わってきます。(時間とともにインクは紙になじむのでご心配なく…)
あと、あまりやる人はいないと思うのですが、マーキングした線を裏側からペンでなぞると下の紙にインクが乗り移ってしまうことがあります。
領収書のような複写用紙状態になっちゃうということですね。
これは筆記するときに下敷きを使用すれば回避できます。
『こんな特徴までクレヨンといっしょやないかい』とツッコミを入れてしまいそうになりましたが、使用する際は気を付けないといけませんね。
文字の波を華麗に乗りこなせ
ステッドラーテキストサーファーゲルの使用感などについて綴ってまいりました。
蛍光ペンに固形インクを使うという、あまり見ないアプローチの筆記具です。
想像するよりも書き心地が良くて、マーキングが楽しくなっちゃいますよ。
固形インクなりの利点や欠点があるのですが、総合的にはとても使いやすい蛍光ペンだといえます。
見た目もポップですので使っていても気持ちがいいですし、あざやかなラインがノートやテキストなどを彩ってくれますので満足度も高いです。
【テキストサーファー】テキストの海を華麗に舞うサーファーのような蛍光ペン。
勉強や仕事のお供に、デザインや絵描きの道具に、さまざまなシーンをなめらかでくっきりしたラインで飾ってくれるテキストサーファーゲルを使って、文字のビッグウェーブに乗っていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。