勉強やメモなどにシャーペンを使う機会は多いですよね。
2000年代になりシャーペンの弱点だった芯の折れを防止してくれる『折れないシャーペン』が各メーカーから発売され、市場がにぎやかになっています。
メーカーによって機構が異なる『折れないシャーペン』のおすすめを5本紹介していきますので、購入の際の参考にしていただければ幸いでございます。
○ 勉強や仕事に向いたシャーペンはどんなものなのか知りたい
○ シャーペン選びに迷っている
○ 折れないシャーペンとはなにか知りたい
芯が折れないシャーペンの仕組み
「シャーペンは細い芯を使っているから、時々芯が折れちゃうのはあたりまえのこと…」
以前はそんなイメージを持たれていたシャーペンですが、現在は芯が折れないシャーペンのほうが主流となっていますね。
では『芯が折れない』仕組みとはどういったものなのか、折れないシステムをみていきますと
- パイプに芯を収納したまま筆記できるようにする。
- 筆圧によって芯が動きパイプに入り込む。
- 筆圧を感知しガイドパイプが動くことで芯を守る。
- ペン内部に芯をガードするパーツを備え、落下などの外部の衝撃から芯を守る。
といったものが主要な機構となります。
芯が筆記中に折れるのは、先端のガイドパイプと芯が筆圧に耐えられなくなるのが原因です。
なのでメーカーは芯とガイドパイプを連動させることで、芯折れを防止するという仕組みを完成させたのですね。
メーカーにより採用している機構がさまざまですので、自分に合ったペン選びをすることが心地よい筆記のためには重要となってきます。
折れないシャーペン5選
これより『折れないシャーペン』の主要商品5本の寸評をやってまいります。
① デルガード ゼブラ
ペンの先端にある2つのバネがタテ方向とナナメ方向の圧力を感知し、ガイドパイプと芯をスライドさせて芯折れを防ぎます。
芯の繰り出し部分のパーツによって芯をがっちり保護することで、外部からの衝撃に対しても芯を守ってくれます。
ペン重が軽めで書き味もよく、集中した筆記を可能にしてくれるバランスの取れたシャーペンです。
日常的に字を書くときはシャーペンを使うというあなた。筆記の時に芯が折れたり、芯がシャーペンの中でつまったりしてイライラしたことはありませんか?この記事では、シャーペンを使用する際の悩みの種である芯の折れやつまりを解決してくれ[…]
② オレンズ ぺんてる
芯を完全にガイドパイプへ収納した状態で筆記します。
芯がパイプの中なので折れる心配はありません。
ノック一回で書き始められる速記性と、芯をガードしてくれるパイプの安心感で長時間の筆記も苦になりません。
ペン重もさほどなくスマートなボディなので、女性でも難なく扱えるシャーペンです。
2000年代後半からシャーペンの欠点を克服するような機能を備えた【機能性シャーペン】がメーカー各社から発売されています。その中でも特にシャーペンの宿命であった『芯の折れ』に対応する【機能性シャーペン】の開発が盛んになっていました。[…]
③ オレーヌシールド プラチナ万年筆
元祖折れないシャーペンのプレスマンから引き継いだ、セーフティスライド機構で圧力に対し芯をスライドさせて折れを防ぎます。
ペン内部のカバーで芯を保護して衝撃による芯折れも防止してくれます。
プラチナ万年筆独自の芯を最後まで使えるゼロシン機構も備えながら、100円ショップでも買えるコスパの良さ。
折れないシャーペンの導入機種として最適な一本です。
芯が折れにくいシャーペン今では当然のように搭載されている技術なのですが、その始まりと正統な後継機種はプラチナ万年筆が発売していました。この記事ではシャーペンの弱点である芯の折れに着目したシャーペン『オレーヌ』の進化版で201[…]
④ クルトガアドバンス 三菱鉛筆
芯が回って尖り続けるという独自の技術で人気のシャーペンであるクルトガが、芯折れ防止機構を搭載して進化しました。
一定の書き味と字の太さをキープできるクルトガエンジンと芯折れしないスライドパイプで安定の筆記をすることができます。
技術満載でオールマイティに活躍できるシャーペンに仕上がっています。
最近のシャーペン市場は【機能性シャーペン】が各社から発売されて、とても賑やかですね。この記事では【機能性シャーペン】の変遷とその草分け的存在といえる『クルトガ』のアドバンスバージョンについて使用感などを綴ってまいりますのでどうぞお付[…]
⑤ モーグルエアー パイロット
2017年発売と折れないシャーペンの中では後発の商品ですが、その分しっかり研究された技術を持っています。
アクティブサスペンション機能でペン先があらゆる方向からの筆圧を吸収し、書き出しから書き終わりまで軽快なペン運びができます。
振るだけで芯が出るフレフレ機構も搭載しており、ノックのための持ち替えも不要ですので、手を止めることなく書き続けることができるシャーペンとなっています。
2008年に発売された三菱鉛筆のクルトガを皮切りに各社から【機能性シャーペン】の発売が相次いだシャーペン市場。疲れにくいペン『ドクターグリップ』でおなじみのパイロットが、後発ながら2017年に折れないシャーペンを発売し【機能性シャー[…]
勉強や仕事がはかどる折れないシャーペン
『芯が折れないシャーペン』なんて私が学生だった頃はプロユースのものしかなくて、存在自体知らないといった代物でした。
現在『折れないシャーペン』は普通にお店で購入できますし、種類も豊富にありますのでほんとにいい時代になったなものだと感じています。
芯の折れを気にせずに書ける。
筆記のみに集中できる。
『折れないシャーペン』で書く楽しさ、心地よさを手に入れてください。
勉強や仕事、あなたの書く生活に素晴らしい変化をもたらしてくれるに違いありません。
最後までご覧いただきありがとうございました。