ペン先に窓がある蛍光ペンといえば、三菱鉛筆のプロパスウインドウでございます。
初めてプロパスウインドウのペン先を見たときは、線が引きやすいどうこうは置いておいて『近未来チックでかっこいい』と一目ぼれしたものでした。
蛍光ペンを必要とする場面では、きっちりラインを引ける窓付きのペン先がとても便利で使いやすい。
この記事では蛍光マーカー【プロパス・ウインドウ クイックドライ】の使用感などについて綴ってまいりますのでどうぞお付き合いください。
○ どんな紙質でも速く乾いてくれる蛍光ペンはあるの?
蛍光マーカーの定番が進化した
プロパスウインドウが発売を開始したのは2000年のことです。
もっと最近の商品かと思いましたが、もう20年以上の歴史があるんですね。
三菱鉛筆は蛍光ペンのラインアップとして、プロパスという名のペンを昭和62年から売り出していて、プロパスウインドウはその派生商品となるのですが、今ではプロパスウインドウのほうが主力機種となっております。
使いやすく進化して値段もさほど変わらないとなれば、主役交代も当然といえば当然ですよね。
プロパス・ウインドウ クイックドライの使用感
窓付き蛍光ペンのプロパスウインドウに速乾性のあるインクをプラスして、使いやすさを向上させたクイックドライの使用感などを見ていきましょう。
使いやすいポイント
○ 速く乾くインクで汚れにくい
蛍光マーカーを使う機会で一番多いのは、文字のマーキングです。
目立たせたい重要な項目にラインを引いて見やすくする。
ただ、学校などの授業でノートを書きながら蛍光ペンを使ったりすると、乾ききれていないインクで手を汚したり、別のページにインクが移ったりということが起こるときもあります。
『キレイにノートをかいていたのにぃー』と学習意欲が下がるファクターにもなりがちです。
そんな時は速乾インクの出番でございます。
従来品よりもインクの乾燥時間が3分の1に短縮されているので、筆記時のイライラを解消してくれますよ。
○ 紙質問わず乾いてくれる
テキストやノートブックに使用される紙には、ツルツルするものからザラザラするものまでいろんな紙質があります。
特に教科書などで使用される上質紙は、普通紙に比べてツルツルスベスベって感じで手触りはよいのですが、紙にコーティングがされていたりするので、蛍光マーカーでマーキングするとインクがなじんで乾くまでに少し時間がかかってしまいます。
授業中に蛍光ペンで大切な箇所をマーキングして、インクが乾くまで待つというのは非効率的ですよね。
プロパスウインドウクイックドライなら、速乾性と定着性に優れたインクですので『すぐ乾く・すぐなじむ・こすれに強い』と三拍子そろったハイライトをこなしてくれます。
上質紙にもしっかりとインク性能を発揮してくれるので、スムーズに授業を受けることができますよ。
○ 比類なき窓付きペン先
大事な部分のマーキング。
ノートなどをきれいにまとめてきっちり記入する人にとって、目立たせるためのハイライトはちゃんとラインを引きたいですよね。
『ちょっとズレちゃった』『うまくラインを引けなくて重ね塗りになっちゃった』など、うまくラインを書くことができなかったりしたら、ノートを見返したときに思い出して切ない気持ちになることも…。
今さら説明不要なほどに定番となった窓付きのペン先が、キレイで間違いのないマーキングをサポートしてくれます。
使いにくいポイント
○ 裏写りからは逃れられない…
蛍光ペンをはじめとするフェルトペンは、かなりの確率で裏写りを起こします。
クイックドライもその例にもれず裏写りが起こっちゃいます。
インクがたまりがちな書き出しと書き止まりの部分にばっちりしっかり裏写り。
インクが速く乾いたとしても、紙がインクを吸い込んでしまう以上裏写りは不可避なのでしょうね。
○ ペン文字のにじみからも逃れられない…
教科書などの初めから印刷されている文字にラインを引くのは何の問題もないのですが、ボールペンで書いた文字にラインを引くときはどうしても字がにじんでしまいます。
これは蛍光ペンの宿命だと思ってうまく付き合うか…
もしくは、蛍光ペンでラインを引いてもにじまないペンが発売されていますので、それを併用するのもイイですね。
速乾インクで汚さない蛍光ペン
インクが速く乾くプロパス・ウインドウ クイックドライについて綴ってまいりました。
教科書のようなツルツルの紙でも速乾インクのおかげで快適にマーキングできて、手にも付かないし、教科書も汚しません。
速記を必要とする時がある学生さんにぜひ使っていただきたい蛍光ペン。
インクの乾きを待つことなくスムーズに学習を進めていきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。