顔の周りのお手入れは、自分の印象を左右する大事なエチケットでございます。
特に鼻毛さんはよく目立ってしまうものでして、誰かさんとお話しているときにふいにお鼻からお鼻毛が登場したら、お互いに何とも言えない空気になってしまいますよね。
鼻毛さんは、本来フィルターの役割を果たすものだから処理するものではないと言われているようですが、ピロっと穴から出てこられても見た目がよろしくありません。
そういうお悩みを解決しようといろんなメーカーから鼻毛カッターが発売されていますが、この記事ではその中でも、よく見かける鼻毛カッターの形状とは少し異なる形の『フィリップス ノーズトリマー』をピックアップしていきますので、どうぞお付き合いください。
鼻毛カッターのイメージ
鼻毛カッターと聞いたらほとんどのみなさんは回転式のカッターを思い浮かべるでしょう。
切り込みの入ったカバーの中に回転する刃が仕込まれていて、スリットに侵入した毛を切っていくという構造となっています。
鼻の穴に入れるだけで処理ができる手軽さはいいのですが、スリットに入った毛しか切らないため、目標が定めづらく切り残しが発生することも少なくありません。
鼻毛カッターらしくない形
フィリップスのノーズトリマーは、先っぽの刃の部分が回転式のカッターの形状とかなり違います。
なんだか床屋さんなどでよく見かけるフェイストリマーみたいな形ですね。
鼻毛カッターといえど形がスリムなので耳の毛も処理できます。
そして同じヘッドで鼻の毛も処理をするんです。
刃がむき出しのヘッドを鼻の穴に入れるのはちょっと怖いんですけど…
刃がむき出しでも安全です
トリマーの刃は外側が丸みを帯びていて、肌に直接刃が当たらないようにガードされています。
毛を引っぱって抜くのではなく、毛を引き込んで切る構造になっていますので、鋭利な見た目からは想像できないくらい優しい肌当たりでカットしてくれます。
スイッチは難あり…
本体に単三乾電池を一本入れて起動するのですけど、スイッチの入れ方が本体をひねって回すタイプなんです…
これがちょっと固くて、使いづらいんです…
ごくごく普通のスライド式か、プッシュ式のスイッチじゃだめだったんでしょうかねぇ、このスイッチの構造だけはちょっと気になってしまいました。
毛のとらえ方が違う
回転式の鼻毛カッターは、スリットに入ってきた毛を切る。
フィリップスのノーズトリマーは、刃に毛を引き込んで切る。
と、カットするときの構造が全く違います。
ですので、回転式のカッターと同じ要領で使ってもうまく切れません。
フィリップスの場合は、本体の向きや刃の方向を変えてあげることで刃が毛を引き込み切っていくという使い方になるのです。
処理したい毛がある方向へ本体を回しながら切ってあげるという動作が必要になりますので、少し面倒だなと思うかもしれませんが、ピンポイントで刃が毛に向かうことで回転式を超える処理能力が発揮されるということなんですね。
使い慣れたら気持ちいい…そんな鼻毛カッター
フィリップスノーズトリマーを私も使用しているのですが、使い始めて4,5回くらいまではうまく使いこなせずに『切れているけどなんかくすぐったいなぁ…』と感じていましたが、回数を重ねるごとに刃を当てる感覚がつかめてきて徐々に満足できる使用感へと変化していきました。
発売されているグレードによって、オプション品が異なります。
トリマー本体のみのグレード、眉毛コームが付属するグレード、そして最上位モデルはひげを整えるスタイラーとスタイラー用コームと眉毛コームが付属と3種のグレードがありますので、用途に応じて検討してみるといいと思います。
私は、眉毛も整えたいので中間のグレードを選択しました。
フィリップスのノーズトリマーは形状が一般的な鼻毛カッターとは異なりますが、使いこなせるようになると手放せないエチケット用品のひとつになってくれるはずだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。