文房具でマジックペンといえば、油性マーカーのことでしょう?
ダイソーのマジックペンは、本当の魔法が使えるようなのです。
いろんな雑貨や生活用品を、100円ショップで買うのは、日本人にとってあたりまえになっていますが、さまざまな商品の中には、グッと心をつかんで離さないおもしろグッズもございます。
自分だけの秘密、限定的な情報をシェアするための、原始的ながらもスパイ映画を連想させるマジックペン。
この記事では、100円ショップなどで比較的ロングセラーの不思議ペン『マジックライトペン』の使用感などについて綴ってまいりますので、どうぞお付き合いください。
○ 暗記のお供にマジックライトペンは使えそう?
マジックライトペンは遊び道具なの?
ずいぶん前からマジックライトペンの存在には、気づいていたのですが、今になって突然欲しくなって購入してみました。
パッケージの裏の説明書きに、ON/OFFスイッチの紹介があるのですが、そこには「遊ぶ前に絶縁シートを引き抜いてください」との文言が…。
このペンは、メーカー的には遊び道具のおもちゃ扱いなのかしらと思いました。
でも、文房具ブログで取り上げるからには、なんとかおもちゃ以上のステータスを模索したい。
そんな強い思いを抱きつつ、マジックライトペンを使っていくことにします。
マジックライトペンの使用感
蛍光インクの魔法で、透明の筆跡が浮かびあがる『マジックライトペン』の使用感を見ていきましょう。
当然ですが、書いた文字がわかりません
マジックライトペンは、文字や絵が透明になり専用のライトを当てないと見えません。
それが売りの品物なので当然なのですが、自分が書いた文字や絵がしっかりきれいに書けているかすらも、ライトを当てないとわかりません。
ですので、あくまで必要な情報が認識可能なくらいの感覚で筆記していくしかありませんね。
暗号にきれいも汚いもないというスタンスでマジックライトペンを使っていきましょう。
暗記用のペンとして有用なのか?
書いた文字が消えて見えないのなら、暗記ペンとして使えるじゃん。
ということで、マジックライトペンの使いみちのひとつである暗記を試してみました。
初めのうちは、穴あき問題の答えや線を結ぶ問題などを想定しつつ、書いた文字や線が見えないので「なかなか使えるやん」と思いつつ試していたのですが…少し時間が経過したところで、とある変化が起こりました。
時とともにうっすらと見ゆる筆跡

文字を書いたら透明で、ライトを当てると文字が出てくる。
なんて盛り上がっていたのもつかの間、10分ほど経ってから改めて書いた紙を見てみると、なんか黄色く文字が見えてきたではありませんか。
まぁじっくり見ないと視認できないような感じではありますが、文字を書いた本人が見ると、そりゃわかりますよね。
紙質にもよるのかなとは思いますが、普通のノートだったら黄色のうっすらが確認できてしまいますね。
力を入れずにそーっと書けば済むかなというくらいですが、わざわざ筆圧をコントロールするのも面倒ですので、ある程度の妥協は必要でございます。
イルミネーション的な使い方はできる?
蛍光色で文字や線が光るのなら、ピカッと灯るイルミネーションとして使うことができるんじゃない?
そこで、マジックライトペンをデコレーションのアイテムとして活用してみました。
キラキラ光る蛍光色が、デザインにいいアクセントをもたらしてくれて、とてもおもしろいですね。
ライトを当てないと表現ができませんが、それはそれで趣があっていいなぁなんて感じますね。
電池が交換できて使い捨てない
なんとなくの想像で、100均の文具は使い捨てがほとんどじゃないかと思っちゃいますよね。
でもマジックライトペンは電池が交換できるんです。
LR1130のボタン電池が3個必要なのですが、それもダイソーで買うことができますよ。
よく考えれば、電池を買う代わりにもう一本マジックライトペンを買えばいいよねってなりますけど、そこは各々の使用状況で決めてくださいね。
マジックも楽しく使えば値段以上の価値
この記事では、100円ショップダイソーなどで買えるロングセラーのおもしろ文具『マジックライトペン』の使用感などについて綴ってまいりました。
いろんな可能性を感じさせてくれるペンなのですが、長く売り場に存在し続けるということは、一定の需要があるからですよね。
興味本位で手に取って、その商品が持つポテンシャルに惹かれていく。
そんな魅力を持ったペンであるということが、ロングセラーの所以でございます。
ちょっとクセがあるけれど、そのクセもいっしょに楽しめるマジックがそのペンには秘められているのですね。
最後までご覧いただきありがとうございました。