昼でも夜でも場所を選ばず筆記ができる。
非常時にはペンライトにもなる有用なLEDボールペンが便利なんです。
めったにないと思っても突然やってくる暗い場所での筆記作業。
夜勤のときのメモ取りや、暗い玄関先での受け取りサイン、停電などの災害発生時での使用の際は、光がないために書き物をするのも苦労してしまいますよね。
そんなときに一本持っておきたいライト付きのペン、LEDが主流になった今だからこそ開発できた、業物のボールペンがあるのです。
この記事ではLEDライトの明るさで、暗所の筆記もバッチリのテクニカルボールペン『ゼブラライトライトα』の使用感などについて綴ってまいりますのでどうぞお付き合いください。
○ 近頃の防災意識の高まりもあり、非常時に使えるペンを探している。
すっかり身近になったLEDライト
1990年代後半から、一般の電灯用として実用化されたLEDライト。
出始めの頃は価格が高かったり、機器が対応していなかったりと、なかなか普及しなかったのですが、長寿命や省電力などのメリット、開発コストの低下などで普及が進んでいきました。
電球や蛍光灯よりもエコなLEDは、すでに電灯の主力商品と言ってもいいほどに生活に密着していますよね。
そのLEDの波がボールペンにもやってきて、2018年にゼブラが初代ライトライトを発売し、好評を得ました。
先代の発売から3年後、さらに使いやすく進化した『ライトライトα』の登場でございます。
ゼブラライトライトαの使用感
暗所での筆記に最適、緊急時にはペンライトとしても使える『ゼブラライトライトα』の使用感をみていきましょう。
LEDライトの明るさは必要十分
夜勤の仕事をしている人は、暗い場所での筆記をしなければならないタイミングが少なからずありますよね。
電気がついていない、もしくは薄明かりの中での書き物は思った以上にやりにくいものです。
そんなときにわざわざスマホのライトを照らしたり、懐中電灯を使うのも煩わしい。
ライトライトα一本あれば、暗かったってラクラク筆記ができます。
LEDの白い光が周囲を照らして、ペン先のみならず広く明るい筆記環境を作ってくれますよ。
ノックをするたびに、通常筆記と点灯筆記の2パターンが繰り返される仕組みでございます。
なんだか楽しくてわざと電気を消して書きたくなるくらいでした。
握りやすいグリップと持ちやすい軽さ
ライトライトαはアルミボディなので、軽くて持ち運びがしやすいですね。
ペン重が軽いと、ポケットにも入れやすいですし、屋外での筆記にも適しています。
グリップ部分はローレット加工されていますので、スベリ止め効果は問題なし、真っ暗で不安定な場所でもしっかりと書くことができますよ。
ローレット加工自体が、なんだかアウトドア用品を彷彿とさせて、テンションがあがりますね。
蓄光パーツが活躍してくれる?
ライトライトαになって追加されたものが、ペン先とノック部に搭載された蓄光パーツでございます。
電灯などの光を吸収して、暗所でぼんやりと光を放ってくれるので、電気を消してもペンが見つけやすい…はずなのでしょうが、蓄光パーツが光ってくれる時間にも限界がありますので、あくまでおまけ程度と考えて、あまり蓄光に頼らずペンの場所は覚えておきましょう。
ペンのLEDを光らせたあとの蓄光パーツの光り方は、イルミネーションのようにキレイですけれど。
電池交換は手順が複雑なり
ライトライトαは電池式のライトペンになりますので、当然電池交換が必要になります。
電池を換えるためにパーツを外して、電源ユニットを取り出して、フタを引き抜き電池を押し出して入れ換える。
ちょっとめんどくさいですね。
電池交換したら、順番通りに元のかたちへ組み立てていくのですが、けっこう手間ですね。
バネの方向を間違ってはいけないとか、電池ケースから電池を取り出すときに、細い棒みたいなものが必要だとか…
パッケージのマニュアルは、保管しておいたほうがいいですね。
電池交換はたまにしかしない作業なので、忘れてしまいそうです。
リフィルは普通の油性インク
ゼブラのボールペンといえば、エマルジョンインクを思い浮かべますが、ライトライトαのリフィルはノーマルな油性インクの芯となっています。
暗い場所で書くことが目的のペンなので、なめらかさはさほど重要視されないのでしょうが、文具好きとしては、せっかくのエマルジョンを活かしてほしいのになぁと感じてしまいました。
LEDの力で筆記にも光あれ!
この記事では、LEDと蓄光パーツの組み合わせで見つけやすく、暗い場所でもしっかり書ける『ゼブラライトライトα』の使用感などについて綴ってまいりました。
明かりがないと字がちゃんと書けないという、あたりまえのことに向き合える、技術の進歩に感謝でございますね。
ライト(light)でライト(write)できて、なおかつ重さもライトなボールペン、名前はダジャレですが性能は本気です。
日常でも非常時でも、筆記に光を与えてくれるキラリと輝くボールペンを常備しちゃいましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。