蛍光ペンでラインを… あ… まちがって別のところをマーキングしちゃった。
学生さんによくあるラインの引き間違い、さすがに蛍光ペンは消せないので我慢するしかないですよね…
いや、我慢しなくても大丈夫!
消せるペンでおなじみフリクションシリーズの蛍光ペンが助けてくれますよ。
この記事では摩擦熱でインクが消えてうっかりさんもニッコリの蛍光ペン『パイロット フリクションライト』の使用感などについて綴ってまいりますのでどうぞお付き合いください。
〇 フリクションライトはちゃんとマーキングが消えてくれるの?
フリクションインキの活躍
2007年にパイロットが発売開始したフリクションシリーズ。
『消せるボールペン』として瞬く間に認知されて、知らない人はいないというくらいに有名になりました。
摩擦による熱で無色に変わるフリクションインキが『ボールペンの字は消せない』という常識をくつがえしました。
文字が消せるボールペンなので、重要書類や宛名書き、証書などに用いることはタブーとされていますが、それ以外では活躍の場が多く『ボールペン字は間違えられない』というストレスから解放してくれるたのもしいペンでごさいます。
ボールペンからスタートしたフリクションシリーズは、蛍光ペンやサインペン、スタンプとラインナップを広げており、普及率もかなり高くなっています。
フリクションライトの使用感
こすると消える蛍光ペンフリクションライトの使用感などをみていきましょう。
使いやすいポイント
〇 まちがったって大丈夫!
フリクションライトは蛍光色のフリクションインキを搭載しているので、当然ながら付属のラバーでこすって消すことができます。
ラインを引く場所が違った、うまくラインが引けなかったなどのマークミスをしても修正ができますので、納得のいくまでマーキングの手直しができます。
〇 案外裏写りしない
蛍光ペンに限らず、マーカー系のペンを使う時に気になるのが裏写りなのですが、フリクションライトはそこまで裏写りしません。
フリクションインキの特性なんでしょうか、色味自体がちょっとマットであっさりした風合いなので、それも影響しているのかもしれませんね。
裏写りがあまりしないのは思わぬ発見でした。
〇 ノーマル・ソフト・ナチュラルの18色展開
『蛍光ペンはギラギラさせて目立たせるもの』というのは昔の話。
今どきの蛍光ペンはやわらかい色で優しくマーキングするのが主流になってきています。
フリクションライトにもちゃんと優しいカラーがラインナップされていますね。
マーキングしても消すことができるので、いろんな色を試してみてしっくりきた色でマークを整えていくということもできます。
チカチカギラギラも目立っていいのですが、やわらかい色味でもきっちりハイライトさせることは可能です。
使いにくいポイント
〇 水性ボールペンとの相性が良くない
蛍光ペンと水性ボールペンはお互いに反応しあって、インクのにじみを起こしてしまいます。
フリクションライトも例外ではなく、水性ボールペンの文字上にラインを引くとにじんでしまいます。
にじんだ後のラインをこすって消したらさらに悲惨な感じになってしまうので注意が必要ですね。
あと気を付けないといけないのがシャーペンの文字をマーキングした後です。
シャーペンの文字はにじまないのですが、ラインをラバーで消そうとするとシャーペンの文字まで摩擦につられて伸びてしまいます、筆記具の相性をよく見て使用しないといけませんね。
にじみに強い蛍光ペン専用の水性ボールペンも発売されていますので、それを使用するなどしてにじみを防いでいきましょう。
熱で消えるが冷えると復活
インクの字が消えてしまうという画期的な技術を持つフリクションシリーズ。
温度が65℃以上になるとインクが透明になり、-20℃になると色が戻ってくる仕組みでございます。
ということは、文字が消せるペンというよりも、インクは紙に乗ったままで色が透明に変色するペンというのが正しい表現ですね。
まぁ理屈はさておき、65℃や-20℃になる環境はあまりないと思いますが、何かの拍子で色が消えたりすることがありますので、熱い食べ物や飲み物、炎天下の車内など高温になる場所では変色に留意してください。(多分気にしすぎですけどね…)
蛍光ペンもやりなおせる時代
この記事では『パイロット フリクションライト』の使用感などについて綴ってまいりました。
人間誰しも間違いをやらかしてしまうものです。
普通だったらボールペンで字を間違ったりすると修正液や修正テープの出番がやってきます。
でも修正テープの上から字を書こうとするとなかなかうまくかけずにノートが汚れてしまいがち…さらにマーキングなんかしようものならひどい有様になってしまいます。
ついついミスをしてしまうことが多いあなたにフリクションインキが自信を与えてくれます。
ノートではまちがってもイイ!!
でも本番では間違えるな!!
最後までご覧いただきありがとうございました。