きれいな字が書けるようになると、その人の印象も良くなりますよね。
自分ではていねいに書いているつもりでも、なかなか字が上手にならない、どうしたらきれいな字が書けるようになるんだろう、なんて思ってしまう人も多いですよね。
人の性格や見た目などがさまざまであるように、人が書く文字にも個性があらわれることが多いんです。
どうやったら上手な字が書けるようになるのか?
そこにはペンの扱い方とともに、気持ちの持ち方が関わってくるんですよね。
この記事では、きれいな字を書くときのマインドについて、考察してまいりますのでどうぞお付き合いください。
○ そもそもきれいな字ってどういう文字なんだかわからない。
自分が書く字は作品なんです
書道家の人が書く作品は「すごい迫力だな!」「すばらしい筆運びだな!」と感じますよね。
でも、その一方で「達筆すぎてなんて書いてあるのか理解できない…」とか「これだったら自分でも気合で書けるんじゃない?」と思ってしまうこともあるはずです。
そんな素晴らしい作品を生み出す書道家の人達は、当然ですが普通にきれいな字を書くことができるのです。
基本が備わっているからこそ、そこから飛躍した書を生み出すことができる。
では書道家ではない我々は、どういうふうに文字書きに向き合えばいいのかというと『文字は自分を映す鏡だから、あなた自身の個性に向き合って、文字という作品を磨いていこう。』というマインドが必要になります。
誰だって最初からきれいな字なんて、書けないんです。
だから少しずつ文字を磨きあげていくんですね。
きれいな字=認識しやすい字
パソコンやスマホの文字は、見やすさを重視したフォントで構成されています。
そういったフォントがなぜ見やすいのかというと、子供の頃から見ていた本や教科書などに使用されていた文字と同じ形なんですね。
慣れ親しんでいる文字だから認知がしやすい、それがきれいな字と感じることができるわけです。
そういう観点から、きれいな文字=認識しやすい字であるという公式が成り立つんです。
じゃあどうやってきれいな字を書くの?
きれいな字は認知がしやすい字なんですけど、どのように書けばきれいな字になるのでしょうか?
それは、別に明朝体やらゴシック体なんかのフォントを真似することではありません。
自分の書く字を好きになる。
字を書くことを楽しむ。
この2つのマインドを持って文字書きを続けていけば、おのずときれいな字になっていくのです。
物事をうまく進めていくためには、やっぱりモチベーションが大切ということですね。
あなたの気持ちと個性が文字に表れます
この記事では、きれいな字を書くためのマインドの持ち方について考察してまいりました。
人によって、大きい字、小さい字、薄い線、濃い線、いろんな個性が見えてきますよね。
普段からペンなどを握って筆記している人は、筆記時間に比例してきれいな字になっていくことが多いですが、字を書く機会が少ない人は、なかなか上達していかないものです。
あまり字を書かない人でも、自分を書く字を好きになって楽しむマインドを持ちつつ、字を書くことに向き合っていけば、見やすい文字にたどり着くことができますよ。
最後までご覧いただきありがとうございました。