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ドクターグリップ初代

【Dr.GRIP】30周年で復刻された疲れにくいシャーペンを懐かしむ

ドクターグリップ初代

初代の時点で完成されたフォルム、疲れを軽減するペンの代表格でありパイオニアであるドクターグリップ。

ペンを使う人の疲労軽減に着目した商品スタンスが支持されて、ヒット商品となったドクターグリップシリーズも、発売から30年を迎えるロングセラーとなりました。

この記事では発売30周年限定の初代復刻バージョン『パイロット ドクターグリップ』に触れながら、使用感などについて綴ってまいりますのでどうぞお付き合いください。

こんなお悩みを持つあなたへ…
〇 疲れにくいペンってよく聞くけど、結局持ち手がやわらかいだけでしょ?
〇 疲れ軽減ペンの定番ドクターグリップの初代はどんな使い心地なの?

デスクワークの救世主ドクターグリップ

ドクターグリップ初代と最新

デスクワークってパソコンでする仕事でしょ、ペンを使うのはメモ書きくらいのはず…

令和の現在だと事務仕事=パソコンを使うという発想になるのですが、ドクターグリップが登場した30年前は平成初期、ビジネスユースのパソコンも少しずつ普及していたのですが、まだまだ手書き事務が主流の時代でした。

そんな筆記疲れのビジネスマンをサポートするためのペンとして、持ちやすさ・握りやすさ・力加減などを考慮したラバーグリップと太めのボディがドクターグリップに採用されたのです。

ペンなんて字が書ければそれでいい』という時代は終わりを告げ、『筆記具も書くこと以外のプラスアルファが求められる』時代に突入していったのでした。

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グリップエース

ドクターグリップの使用感

ドクターグリップ復刻仕様

人間工学に基づいた、筆記疲れを軽減するペン『ドクターグリップ復刻版』の使用感などをみていきましょう。

しっくりくるラバーグリップの感触

ドクターグリップグリップ

ドクターグリップを握ってみると、学生時代の懐かしい感覚がよみがえります…。

それはさておき、初代ドクターグリップのラバーグリップは、やわらかすぎず固すぎずのちょうどよい感触で手に馴染んでくれて書きやすさも抜群ですね。

ラバータイプにありがちな、グリップがベタついてしまう事象もほとんどなく、スムーズに筆記ができます。

初代でこれほどの完成度ということは、すさまじい研究開発の成果といえますね。

最新型の機能満載ぶりも便利でいいのですが、初代のシンプルさと持ちやすさに特化した作りも、これはこれで使いやすいですよ。

フレフレ機構が便利なわけ

フレフレ機構

シャーペンを振ったら芯が出てくるフレフレ機構は、昭和53年にパイロットが開発し製品に搭載されるようになりました。

芯を出すとき、わざわざペンを持ちかえる必要がないので、筆記に集中できるようになります。

ただひたすらペンを振って芯を出す勝負をしてギミックを楽しんだりする人もいるようですが…。

フレフレ機構は本体内にあるオモリがノックの代わりとして作用し、芯が送り出される仕組みです。

このオモリには、ペンの重心をペン先に持っていってくれるという利点もあるんですね。

ペンの重心がペン先にあるほど書きやすく、筆圧も必要とせずに書けるので疲れにくい。

ドクターグリップの性能をフレフレ機構がうまくサポートしてくれているのです。

クリップがないのは一長一短

クリップレス仕様

ドクターグリップの初代タイプは、クリップではなく転がり防止の部品がついているだけです。

もともとが事務仕事の人たちへ訴求する商品展開だったので、ポケットに入れて持ち運ぶという用途ではなく、ペン立てや机の引き出しにしまっておくという想定だったのでしょう。

まあポケットに入れるにしても、軸が太いのでかさばっちゃいますもんね。

クリップがないと不便だと感じる人が多いと思うのですが、書き心地の点でいえばクリップレスのほうが使いやすいです。

なぜなら、クリップが筆記の時に手に当たって気になってしまうことがあるからです。

クリップレスなら手に干渉せず筆記に集中できるので、一概に不便とは言い切れないところもありますね。

人間工学が筆記具にもやってきた

ゼブラのニュースパイラル
人間工学といえば、廃盤になりましたがゼブラのニュースパイラルを思い出します。

エルゴノミクスデザインという言葉を聞いたことがありますよね、人間の自然な動作に対応できるものを設計したデザインのことなのですが、日本の筆記具におけるエルゴノミクスデザインの始まりはドクターグリップでございます。

今でこそ人間工学を設計思想に用いた筆記具はたくさん発売されているのですが、ドクターグリップの成功がなければ、そのような商品たちも発売されなかったかもしれませんね。

ペンのニュースタンダードを築いたドクターグリップ

ドクターグリップ全景

この記事では、持ちやすく書きやすいデザインで、筆記による疲れを軽減させるペン『パイロット ドクターグリップ』の使用感などについて綴ってまいりました。

私が初めてドクターグリップを見たときは『マーカーみたいに太いシャーペンだな』と思い、ほんとうに書きやすいのか半信半疑でした。

でもいざ使ってみると、その書き心地に惚れてしまい一気にシャーペンのスタメンへと格上げしてしまいました。

その後いろんなシャーペンを使ってきて、現在はドクターグリップの最新型であるドクターグリップエースをメインで使用しているのですが、初代のデザインが30周年限定で復刻されると知って、居ても立ってもいられずまた手にしてしまいました。

久々使用してみても、相変わらずの書きやすさで、改めて完成度の高さを実感。

初代だけでなく、90年代発売のデザインなども30周年限定で復刻されていますよ。

良きものは時代が変わっても良き。

あなたの書き疲れに昭和の技術力がしっかりサポートしてくれますよ。

最後までご覧いただきありがとうございました。

ドクターグリップ初代
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