そのペンの見た目から想像するのは使いかけのクレヨン。
かわいらしいコンパクトなボディに、ドームのようなまるいペン先を備えた蛍光ペン。
これまでに類を見ないペン先は、どんなマーキングを魅せてくれるのでしょうか。
この記事ではやわらかくて丸いペン先を採用した新感覚の蛍光ペン『エポックケミカル マルライナー』の使用感などについて綴ってまいりますのでどうぞお付き合いください。
○ マーキングだけではなく、デザインなどにも使える蛍光ペンが欲しい
蛍光ペンの先っぽの種類
蛍光ペンのペン先でパッと思い浮かぶのは、斜めカットのペン先ですよね。
文字にラインを引くときは線に太さが必要ですので、紙に触れる面積が広くとれるフラットなペン先が主流なんです…とあたりまえのことをそれらしく言ってみました。
その他にペン先の形として細字用のサインペンタイプ、しなりのある筆ペンタイプ、極細字用のミリペンタイプなどがあります。
これらのどの種類にも属さないドーム型のペン先を持つマルライナー、どんな書き味なのか非常に楽しみになってきました。
マルライナーの使用感
くるりとまるい独特のペン先を持つマルライナーの使用感をみていきましょう。
使いやすいポイント
○ ドーム型ヘッドでラインからドットまで
マルライナーのぷにっと変形するペン先は、なかなかおもしろい使い心地を提供してくれます。
筆圧の強弱で線の太さや点の大きさを変えることが可能なんです。
ペン先をチョンと紙につけると小さいドット、少し力を加え押しつけると大きめのドットを描くことができますし、横に引けばラインを書くことだって普通にできますよ。
もうひとつ、まるいペン先の利点として、キャップを開けたらすぐ書き出せるということがあります。
通常の斜めカットのペン先だと、紙に角度を合わせるために握りかえる手間が一瞬あるのですが、まるいペン先なら角度を気にせずサッとラインを書き出すことができるのです。
ノートなどをまとめるときも使いやすいし、ちょっとしたデザインにも使えるとても楽しいペン先となっております。
○ コンパクトでかさばらない
マルライナーの全長はキャップを含めて約10.6cmと、一般的なペンの3分の2くらいで絶妙なサイズですね。
ペンケースに入れても場所をとることなく邪魔になりにくいです。
深めのペン立てに入れると取り出しにくいかもしれませんが、かわいらしくて小さなボディなので、いろんなカラーを集めたくなるというコレクター欲も刺激してくれますよ。
○ カラー豊富な全24色展開
今どきの蛍光マーカーは多色展開があたりまえ!というわけで、マルライナーも全24色のラインナップで多様な好みを受け止めてくれます。
同系統の色でも少しずつニュアンスを変えて配色されているので、イラスト使いや手帳のデコレーションにも対応できますね。
もちろん通常の蛍光ペンらしいビビットな色もそろっていますのでご安心ください。
使いにくいポイント
○ 薄い紙なら裏写り不可避です
筆圧のかけ方でドットやラインを自由に紙の上で遊ばせることができるのですが、ペン先に圧をかけると当然じゅるりとインクがしみてしまいます。
その結果起こることは紛れもない裏写り…
ドットをポイントとして書くときは、厚めの紙や裏写りしても支障のないノートなどを使用するといいですね。
蛍光ペンの宿命ともいえる、ボールペン文字のにじみも普通に起こりますので、気になるなら蛍光ペンでもにじみにくいボールペンを使って対策しましょう。
○ コンパクトゆえに持ちづらい
使いやすいポイントで触れた小さいサイズ感…
収納のしやすさなどのメリットはあるんですが、ボディが小さくていざ使うとなると、手の大きな男性なんかはペンをうまくホールドできなかったりします。
書きやすさという面で考えると、別にコンパクトにしなくても普通のペンくらいの長さでよくない?と感じてしまいました。
ツインタイプと細字タイプもありますよ
マルライナーは連結部品とセットのツインタイプも発売されています。
2本のマルライナーのボディとキャップをパーツで繋いで使用するのですが、2種類の色をサッと使い分けることができるのでとても便利な仕様でございます。
色を使い分けることはしないよ、というときは連結パーツから取り外して単品スタイルで使うことも可能です。
ツインタイプは手の中で少しかさばる感じもしますので、一長一短といったところですね。
マルライナーには、ミリペン仕様の細字タイプもラインアップされています。
細字タイプは全12色と通常タイプの半分のカラー展開で、ペン先もいたって普通のミリペンです。
通常タイプと連結させて使うなど、補助的な役割で必要あれば使ってもいいかもですね。
かわいい見た目でオールマイティ
エポックケミカル マルライナーの使用感などについて綴ってまいりました。
まるくて変形するペン先で自由自在にドットやラインを書くことができる、とってもワクワクする蛍光ペンですね。
書き出しスムーズ、ツインタイプで色変えも一瞬のまさに時短蛍光ペンでございます。
使う人の発想でいろんなデザインが描けそうな新しい感覚の蛍光ペンを手にしてみてください。
楽しく書き物をしたいと考えているあなたへおすすめします。
最後までご覧いただきありがとうございました。