文房系アイテムをピックアップするウェブログ

弔辞の書き方を解説します【構成と例文】

懇意にしていた友人やお世話になった恩師など、深い関係にある人が亡くなったと訃報を聞いたときに『ぜひあなたに弔辞をいただきたいのですが』とお願いされることがあるかもしれません。

弔辞のお願いは突然やってきます。

でもそのお願いは引き受けてあげてください、なぜならそれが故人のためであり、あなたの弔意を表現できる瞬間となるからです。

どういうことをどんな言葉で書けばよいか…この記事では、弔辞をしたためるときの構成やセンテンスなどを解説してまいります。

弔辞を構成するパート

パート

故人のことを思い浮かべながら思い出などの文章を書こうとしても、書きたいことがありすぎてとりとめのない文章になったり、話の着地点を見失ったりしてしまうことがほとんどだと思います。

ですので以下に、弔辞を書く際のポイントをまとめていきますのでそれらを抑えながら、まとまりのある文章にしていきましょう。

弔辞を構成する主なパートは

  1. 導入
  2. 悲嘆
  3. 追憶
  4. 人物
  5. 弔慰
  6. 結び

となります。この順番で筆を進めていくと弔辞の形が出来上がりますので解説していきますね。

1.導入

導入部分

弔辞の始まりは、故人への呼びかけからが一般的です。

弔辞は故人への語りかけですので、少しくだけた言葉づかいや方言などを織りまぜても問題はありません。


例えば…

○○君、祭壇でほほえむあなたの遺影を見ていると、今でも信じられません―

○○先生、久しぶりにお会いしたいと思っていた矢先、このような再会になろうとは無念でなりません―


2.悲嘆

悲しみ

深い付き合いだった方が亡くなり、その事実を知ったときの悲しみ、驚きを文章に込めていきます。

ここで、少しだけ故人とあなたとの関係性を挟んでおくと、そのあとの文章にうまくつながっていきます。


例えば…

ついこの間、いっしょにに釣りに出かけたばかりだったのに、突然の訃報を聞き驚きと悔しさで胸が張り裂けそうです―
病気を患いご入院されていた○○部長、お見舞いへ行ったときに見せていた笑顔がもう見れなくなると思うと悲しくてたまりません―

3.追憶

思い出

故人とあなたとの思い出やエピソードなどを綴る、弔辞メインパートのひとつ目です。

誰も知らないようなエピソードがあれば、遺族や参列者が故人の新たな一面を知るきっかけとなったりします。


例えば…

○○君と出会ったのは中学一年の時でした。同じクラスで同じサッカー部だったこともあり、よき友人として、またよきライバルとしてお互い高めあってきました。大人になってもたまに飲みに行ったり、公園でサッカーを楽しんだりして深い関係を築いてきました―
私が会社に入社して以来、目指すべき先輩だった○○課長、私が仕事でミスをしたとき書類の修正作業を深夜まで手伝ってくださったこともありました。そのときにいただいた缶コーヒーの味は今でも心に深く残っています―

4.人物

名誉

弔辞メインパートのふたつ目、故人の人柄や性格、功績などを紹介していきます。

このパートによって、参列者は在りし日の故人を思い浮かべ心に刻んでいくこととなります。


例えば…

仕事熱心で何事にもひたむきに取り組む○○君には人を惹きつける力があり、いろんなプロジェクトでリーダーとしてチームをまとめる重要な存在でした―
○○先生はこれまでに数々の作品で栄誉ある賞を獲得してこられました。荒々しい作風で知られる先生でしたが、私たち生徒への指導は作品とは真逆の温和そのものでした―

5.弔慰

哀悼の意

弔辞のメインパートを終えて、徐々に締めへと向かいます。

ここで、遺族に対し弔慰を述べて告別式のバトンをそっと遺族へ渡してあげます。


例えば…

最愛の家族を亡くされたご遺族みなさまのお悲しみは、例えようのないものであると拝察いたします。心よりお悔やみを申し上げます―
○○部長は病床で「退院したら家族で旅行へ行こうと思っているんだよ」とおっしゃっていました。その願いが叶わなかったこと、残されたご家族のことを思うと言葉になりません―

6.結び

さよなら

弔辞のラストは故人へのお別れです。

結びの部分ですので、ダラダラとせずに簡潔に述べましょう。

日付と名前も忘れずに…


例えば…

○○さん、これでお別れです…どうぞ安らかにお眠りください。さようなら―
○○先生、あちらの世界でも多くの人たちに感動を与えてください。いままで本当にありがとうございました―

思いを寄せて…

思い

いかがでしょうか、弔辞の構成がつかめたでしょうか。

あなたの言葉で、あなたの表現で、思い出を言葉にして捧げてあげてくださいね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

お気軽にフォローどうぞ!