ブレないストレスフリーな書き心地というコピーで売り出されたボールペン『ブレン』
筆記時のペン振動に着目したこのペンに3色タイプが登場しましたので、さっそく使用してみました。
低価格ペンではあまり見られなかった芸術的なフォルムのボディに、油性インクと水性インクを混ぜ合わせた滑らかでしっかりした書き味のエマルジョンインクを搭載したブレンは、筆記振動を制御するという新たな着眼点も話題となり働く女性を中心に支持を集めてヒット商品となりました。
この記事では、ブレン3Cの使用感などを品定めさせていただきます。
ゼブラってどんなブランド?
1897年に設立されたゼブラ。
シャープペンとボールペンの一体型ペン『シャーボ』やマーカーの『マッキー』シリーズ、水性ボールペンの『SARASA』シャープペンの『デルガード』など数々のヒット商品を発売し、日本人に親しまれているブランドです。
ゼブラ ブレン3Cを品定め
それではいくつかのポイントに絞って、ブレン3Cの品定めとまいりましょう。
テイスト
ペン重が軽く手になじむスタイルのボディなのでペン運びもしやすく、安価なペンにありがちな筆記時にカチャカチャ音がしたりすることもありませんので、ストレスなく書くことができます。
芯の太さが2種類あり、書き味は0.5mmが「カリカリ」、0.7mmが「スルスル」という感触でした。特に0.7mmのほうはインクがよく出るため、紙質によってはうらうつりの起こる頻度が多くなるでしょう。
グリップ
ラバー加工されたグリップ部分はしっかり滑り止めの役割を果たしており、ラバー部に施された切り込みも指にフィットして気持ちよく筆記にのぞめます。
ペン先に金属の素材を用いることで重心が頭のほうに向かい、その効果でさらなる筆記のしやすさを実現しています。
ただ、ラバー加工のため夏場などは少しベタついたりすることがありそうです。
スムース
滑らかながらもしっかりした書き心地のエマルジョンインクを採用していますので、インクのノリや字の書きやすさは抜群です。
エマルジョンボールペンの性質上インクがダマになったりすることがありますが、逆にそれくらいしか不利な点が見当たらない程に完成度が高いです。
デザイン
有名なデザインオフィスが手掛けた、ボールペンとしてはあまり見ないシームレスなデザイン、グリップ部分の他にスライドノック部分にもラバー加工を施したユーザビリティの高いスタイルを持つ時代の一歩先行くボールペンといえるのではないでしょうか。
トータル
オシャレで近未来チックなデザインのボールペンが、安価でコスパもいいとあればヒット商品となるのも当然ですね。
筆記時の振動抑制もうまく作用しストレスフリーを実現しています。
3色タイプのボディも単色タイプの形を踏襲しているので、使用感も単色タイプを使用していた人にはしっくりくると思います。
みなさまもブレン3Cでストレスフリーな書き心地を体験してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。